震源・震央
- 震源・・・地震が発生した場所
- 震央・・・震源の真上にある地表の位置
- 震源距離・・・震源からある地点までの距離
- 震源の深さ・・・震央から震源までの距離
地震の波とゆれ
地震が起こると震源から2種類の波が発生する。
①P波(Primary wave)
- 小さなゆれ(初期微動)を引き起こす
- 伝わる速さは速い(約6~9 km/s)
- 縦波である
②S波(Secondary wave)
- 大きなゆれ(主要動)を引き起こす
- 伝わる速さは遅い(約3~5 km/s)
- 横波である
初期微動継続時間
初期微動継続時間・・・P波とS波の到達した時刻の差
※初期微動継続時間と震源距離は比例関係
震度とマグニチュード
・震度
- ある地点におけるゆれの大きさ
- 10階級に分けられている(0,1,2,3,4,5弱,5強,6弱,6強,7)
- 気象庁が定めている(詳細はこちら)
・マグニチュード
- 地震そのものの規模の大きさ(エネルギー)を表したもの
- 単位はM(マグニチュード)
- マグニチュードが2M大きくなると地震の規模は1000倍になる。(1M大きくなると約31.6倍)
地震の起こる仕組み
・海溝型地震(プレート境界型地震)の仕組み
①マントルの流れに合わせて、海洋プレートが移動する
②海洋プレートが大陸プレートの下に沈み込む
③大陸プレートが海洋プレートに引きずり込まれる
④耐えきれなくなった大陸プレートが反発したり破壊される
・直下型地震(断層型地震)の仕組み
①活断層に大きな力が加わる
②活断層がずれる
地震が引き起こす災害
・津波・・・海底で地震が起こることによって海水が振動し、それが波として伝わる現象
・液状化・・・地震の揺れによって、水やマンホールなど密度の小さいものが浮かび上がる現象
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